3-2022 デジタル通貨 (NFT)情報
3月15日 2022年
注意:自己責任について
この資料は、暗号通貨投資をシニアである自分の記録用に分かりやすく纏めたノートです。投資アドバイスではありません。暗号通貨投資はボラティリティが大きいため、リスクが高いので最終的な投資判断は自己責任です。
<バックグランド>
- ブロックチェーンの出現により、今までの大企業がコントロールするWEB2の世界から、分散型WEB3への変革を応援してます。そして、それを支える仮想通貨経済に注目しています。
- シニアの経済的自立をお金の知識でサポートします。特に、労働所得とは別の ”不労収入”にスポットを充て、年金に頼らないリタイヤ後の受動的な所得形成について、米国知識層の常識を紹介します。
3月の市場動向
ウクライナ戦争で市場の不安定材料が増えリセッションと合わせて株式市場と仮想通貨市場は乱高下中です。
その中で、仮想通貨にとって良いニュースが飛び込んできました。それは米国バイデンの大統領令(Executive Order)が仮想通貨について12日に発令されたことです。
バイデン大統領の言葉:The rise of cryptocurrencies was “an opportunity to reinforce American leadership in the global financial system and at the technological frontier.”(暗号通貨の台頭は、「グローバルな金融システムと技術的フロンティアにおけるアメリカのリーダーシップを強化する機会」です!)
今回の大統領令の意味とは
- 米国政府は仮想通貨を正式に承認(投資リスクVS.技術発展で”米国初の新技術に期待”)
- 仮想通貨に対する大きな投資規制の心配が無くなった
- 米国のデジタルドルCBDCが発行される準備R&Dがスタート
これにより仮想通貨市場は、今までNASDAQ株式に連動していたものが金GOLDとの中間のようになり今年のBEARマーケットと違う動きをする可能性があると考え始めています。 特に今までの暗号通貨に対する正式な規制が無いことが大型投資家の参加を疎外する要素でしたので、今回の大統領令で大型投資家の参入が見込まれます。
悪いニュースは、BTC: ビットコインの現物ETFーNYDIG、 Global X申請が13日にSECに却下されました。これで残るはBitwise、GreryscaleのSEC回答のみです。
投資ヒント
不安要素(戦争、インフレ、利上げ予想)などがあると、市場が下降するという基本トレンドを今更ながら学びました。逆に、これを理解しオプションしていた友人の方々は大きな利益を確定したとのことで学ぶところが大きいです。
本年度は、下降マーケットでも勝てる仮想通貨のオプションの仕組みを一緒に学んでいきましょう。
リスク
- ウクライナ戦争の制裁や終結が不安定材料となり今は先が見えない市場に入りにくい状況です。ここで買いを入れたい、安い仮想通貨を買うかかが判断できないためHOLDです。
- 連邦準備制度理事会は3月に金利を引き上げ、「リスクオン」資産のQ2,Q3の低下につながるのは予想。特に6回程度の利上げは確実で利上げレベルが焦点です。
- 世界通貨(World Reserve Currency)となっている現在のドルが、どのようにデジタルドルに移行されるかが今後の焦点です。(ポイント:プライバシー・中国などとの比較・紙紙幣との違いなど)
*ちなみにインドが暗号通貨の30%税制を明確化しました。これにより、13億人と呼ばれる人の80%が暗号通貨の投資に興味を示しています。
取引に関連するタイミング
イベント
- BTC: ビットコインの現物ETF Bitwise、GreryscaleのSEC回答が2/1でしたが延期され回答まちです。
- ETH: ETH PoS 2.0のMergeの時期は6/1頃。(Github進捗より)*ETHのデフレを起こすBurnと呼ばれる市場供給量を減らす事業も好調です。
- SOL:SOLはWarmholeというハッキングを受けました。ETHでの被害額は320億円以上とも言われています。ETHの動きは全て分かるためお金は保証済みですが犯人は捕まっていません。バグは修正されました。
- LTC:MinbleNinble(BTCブロックチェーンの2nd Layerを使い、プライバシーを提供)は2/22にリリースされました。BTCが金なら、LTCは銀と呼ばれる同じブロックチェーンを使用し、プライバシーが合法に担保できるのは利点です。 今後、同じインフラを使うDogeコインがLTCと合体するという予定があり目が離せません。
- American Bankers Association: 米国300の中小銀行が、BTCの顧客投資を可能にすると発表しました。2022Q1,Q2にスタートします。
- ステーキングによる利子利益への税金で訴訟になっています(Tezer)。公判は来年ですが、利子利益が米国で無税になる可能性があり投資会社のマネーが流入する可能性があります。
ポートフォリオ
<私の投資>今は傍観しています!
長期的投資通貨
- BTC(市場最高値の70Kを2月以降に超えた後、50K~で停滞が懸念されます)
- ETH (ETH2.0がスムーズにリリースされると、現在4K→$10K程度までQ3にはUPする考えられます。)
最近のトレード通貨 (ブロックチェーンのインフラ関連、NFT関連インフラ、DAO関連の暗号通貨でトレードします)
- AR (Arweve) 仕事で使ってみてサポートもよいコインです
- SOL 使ってみてGas代もやすくSpeedもGOOD
- AVAX SOLの次に有望なLayer1
- LUNA USTという政府コントロールできないStableCoinが好きです
- YGG 子供がBCゲームをしていてその影響です。
- AAVE Swiss SEA BankがDEFIで採用, Lending Plaform―金貸借りシステム業界TOP
- ATOMS Layer1の次に来る、Layer1のBCをつなぐ期待のテクノロジー
- MATIC 2nd Layerの需要はNFTでも強く
- IMX NFTのLayer2ソリューションです。(買い増ししたいもの)
- FTM Solanaのワレットが簡単に使用可能ということから使用者が2位と人気。
トレード検討中通貨:
- メタバース関連:MANA SAND
NFTについて 
✅NFT
NFTは趣味なので興味深く見守っています。
NFTの主要分野
- 芸術作品(ART)
- コレクション(有名人の作品など)
- 音楽(MUSIC)
- スポーツ(NBA,UFCが参入を表明、NFLの今年中に参入)
- ゲーム(GAMEFI)
代表的なNFT作成会社3社
- Larva Labs: Crypt Punks (10億円以上で取引されるものも)、Meetbits、AutoglyuphsなどNFTの老舗です。
- DapperLabs: NBA Top Shot (有名バスケ選手のものは2,000万円以上)、Crypt Kittiesなど。VCからの資金が潤沢で、FLOWという独自のNFT専用取引プロトコールを運用
- Yugal Labs: Bored Ape Yaut Club(BAYCと呼ばれ2,000万円以上が最低取引額)、Mutant Ape Yaut Clubなど。
この3社の製品はコレクターの投資BLUE CHIPと呼ばれています。
終わりに 
ゲームギルド(Guild)とは
NFTコレクターとして最近よく聞く言葉にGUILDがあります。 調べてみると、今後 ”ゲームが収入を得る道具になる!”(パチプロ=>ゲーマー) という変遷にギルドが大きく関与するのが分かります。
ギルドはもともと西ヨーロッパの中世において、商人や手工業者などの自営業者が、キリスト教の友愛精神に基づき、生活のさまざまな面で相互に助け合うために結成した身分的な職業団体である。日本の農協のようなもの。。。
ブロックチェーン上のギルドと言えば、NFTゲームギルドです。ゲームギルドは、プレーヤーに必要な資金とツールを提供することで「プレー・ツー・アーン(プレーして稼ぐ)P2E」人を支援します。
そして、NFTゲームギルドはゲームを一緒にプレーしない代わり、新規ゲーマーをサポートするDAOを活用したプラットフォームになろうとしています。
現在大手のギルドは3社でYGG、GuildFi、Merit Circle、すべて独自トークンを備えている。
最大手のYGGのメンバー数は25万人程度で、奨学金・各ゲームごとの利益金庫(Valut)、市民権などの仕組みがある。*ちなみにYGGには投資しています。